イギリス留学、寮選びのポイント―オンキャンパスかオフキャンパスか―
こんにちは。
仕事がめちゃくちゃ忙しく、今日は日曜ですがこれから働きます。尾てい骨が痛い…
さて今日は寮の話をしようと思います。
寮はイギリスの大学生活の重要な部分で、イギリス人含めほとんどの学生は寮かシェアハウスに住むことになります。ここが上手くいくと非常に楽しい生活が送れますが上手くいかないとツライです。が、大学院留学をする人はほとんどが日本で寮を決めることになると思うので、不安ですよね。私も不安でした。
寮の種類はざっくり言って3種類に分けられます。
1．オンキャンパスの大学寮（難易度：低）
2．オフキャンパスの大学寮（難易度：中）
3．オフキャンパスのシェアハウス（難易度：高）
それでは1つずつ解説していきますね。
1．オンキャンパスの大学寮（難易度：低）
これは大学内にある寮で、申し込みも大学経由になります。学部の一年生は必ずオンキャンパスに住むことになっている大学も多いみたいです。大学院生は基本的にそういった制限はありません。
オンキャンパス寮は大学が管理しているのでまず変なことは起こらないし、無難といえば無難です。大体シェア（シャワーとトイレはシェア）かensuite（シャワーとトイレ付）かを選べます。ensuiteは決まって高いですが、経験上日本人はensuiteを好む人が多いです。やっぱり違う文化の人と一緒に住むというのは色々ありますからね。トイレやお風呂をきれいに使う人ばかりではありません。なのでお金に余裕がある人はensuiteをお勧めします。快適さは桁違いでしょう。
ちなみに私はディプロマ、マスター両方ともシェアのオンキャンパス寮を選びました。だって高いんだもん。でも本当に色々ありました。キッチンが汚すぎて使えないとか、上の人や隣の人がうるさすぎて眠れない、とか。。日本の快適さを求める人には向いていません。そういう人は家賃の高い部屋をオフキャンパスで自力で探しましょう。
オンキャンパスの寮にすると決めた人は、youtubeでその寮を調べてみると良いでしょう。大学のHPは大体キレイに広く撮れた写真しか載っていませんが、youtubeでは学生がその寮の実際の様子を載せていたりするので、大学のHPよりは参考になるでしょう。
もし何か寮で問題が起こったらどうしようと思う方もいるでしょう。でも、大学内の寮であれば、大概swapといって学生同士部屋を交換できるシステムがあります。これは、大学の掲示板のようなものに自分の寮と、交換したい部屋等を書いて、条件が一致する人を探す感じになります。一致する人がいるかどうかは運次第なので、あまり期待しない方がいいでしょうが、念のため。
2．オフキャンパスの大学寮（難易度：中）
これはキャンパス外にある大学が管理している寮のことです。これは本当にピンキリで、いい寮もあればそれなりの寮もあるでしょう。あとキャンパスからの距離も見ておくとよいです。
日本からいきなり大学院に入る人にとってハードルが高いのは、周辺の治安が分からないことですかね。こればっかりは行ってみないと分からない部分が大きいです。
家賃はピンキリですが、オンキャンパスより若干安いところが多いでしょう。
私はマスターを終える一か月前、オフキャンパスの大学寮に引っ越し、そこで1ヵ月を過ごしました。その時はそこに友達が住んでいたというのが大きくて、すごく楽しかった。あまり卒論は進みませんでしたが…笑
3．オフキャンパスのシェアハウス（難易度：高）
最後はこれ。これは大学とは関係なく、大家さんがいて、その人と直接契約をして住むということになります。
メリットは、お金さえ払えば質のいい家に住めるかもしれないことと、まあイギリスの一軒家が経験できることでしょうか…家の質は日本の方がいいと思いますが。
オフキャンパスのシェアハウスをするのは大抵学部の2年生と3年生です。たいていみんな友達と一緒に住みます。気が合う人がいればもうそれはそれは楽しい。毎日友達といられるのなんて、大学生が最後でしょうからね。
ただこれは日本から大学院に留学する人にとってはほぼ無理でしょう。大家と交渉するのはできるかもしれないですが、実際の物件を見るということが無理ですからねー。。
ちなみにオフキャンパスのシェアハウスはspareroom (https://www.spareroom.co.uk/)か、rightmove（https://www.rightmove.co.uk/）で探すのが王道です。Gumtreeもありますが、詐欺があるという話を聞いたことがあるので私は避けています。私は現在シェアハウスに住んでいますが、spareroomで探しました。
この2つですが、spareroomは個人の大家が多く物件数が多いのに対し、rightmoveは不動産屋さんも物件を出しているのが大きな違いでしょう。どちらがいいとは一概に言えませんが、個人の大家さんにはぼったくりの人や、大家業をきちんとしてくれない人もいるので、十分気をつけましょう。内見(viewingといいます）の時にきちんと質問したり、違和感があったらやめておけば大丈夫です。
それでは今日はこの辺で。読者の方がいいお家を見つけられることを願っています！
