医療翻訳家のブログ

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イギリスの翻訳会社の正社員。20代。イギリスの片田舎に住んでいます。都会に引っ越したい。医療の知識なしで翻訳者になってしまいました。医療関係者ではない視点から、医療英単語やフレーズをどのように訳せばいいのかを解説します。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Officeって何ぞや-医療におけるofficeの意味と訳-

日常生活でOfficeというと、物理的な会社のことが思い浮かびます。オフィス街、私のオフィスで…などといった使い方をしますね。 ところが医療の世界では、office-based practiceなんていう言葉が出てきます。このoffice-basedもよく分からないし、practiceっ…

翻訳者に必要な資質ー医療翻訳者になるにはー

医療翻訳者ってどうやったらなれるの? はい、タイトル通りのお話。 私は翻訳を始めてまだ半年もたっていないぺーぺーです。そんな人が資質を語るなんて調子に乗って、と思われそうですが、語ります。愚痴も入ります。 まず翻訳者になって思うのは、「意外と…

治療意欲に関する哲学的見解

職業柄、医者の話を聞く機会が多くなりました。そこでふと思ったことを書き留めておきたい。 どのような患者に対してどのような治療をするかというのは医療、特にがん患者さんにとって非常に重要です。治療選択に関わってくる要因は臨床的なものから非臨床的…

Mutationの訳に決着をつけたい

Mutationをどう訳せばいいのか?という話。 なぜか私たちは外国語1語に対応する日本語(逆も然り)が1対1で存在する、と考えがちです。特に翻訳者は1文字も訳し漏れがあってはいけないと思うあまり、そういう傾向が高い気がします。 たとえばですね、thank y…

イギリス留学、友達の作り方

イギリス留学中だけど友達がいなくて寂しい―そんな思いをしたことがある人がいるかもしれません。 留学中は、母国で簡単にできることができなかったり、言葉も違うし、食もおいしくないしという様々な要素が組み合わさって、多かれ少なかれ孤独感を感じるこ…

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