医療翻訳家のブログ

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イギリスの翻訳会社の正社員。20代。イギリスの片田舎に住んでいます。都会に引っ越したい。医療の知識なしで翻訳者になってしまいました。医療関係者ではない視点から、医療英単語やフレーズをどのように訳せばいいのかを解説します。

イギリス人が洗剤を洗い流さないのは本当の話

イギリス人が洗剤を洗い流さないという話は本当です。

 

イギリスに来る前から噂といいますか、「イギリス人あるある」な話で、イギリス人は食器を洗う際に洗剤を洗い流さないという話を聞いてました。

 

嘘だろって思うじゃないですか。きれい好きな日本人として、小さいころからお母さんに「ちゃんと洗い流しなさいよ」と言われて育ってきたわけですからね。

 

でもこれ本当です。本当なんです。

実例1:イギリス人の恋人の実家にお邪魔したとき、お母様が食器を洗うのを手伝ったんですが、食器桶みたいなのに洗剤を入れて洗うんですよね。そこまではいいんですが、その後は洗い流さずに水から上げます。そのまま拭きます(拭いたのは私なんですが)。食器は当然とてもぬるぬるしている。一応水は流してはいるんですが、全然すすがないんですね。

恋人が食器を洗う時は、私といる時はよく洗い流し、実家にいる時は全然流さない、と言う風に切り替えてます。どちらからも怒られないように。笑 それもまた変な話ですが。

恋人には、「君の体の半分は洗剤で出来ているんだね」と言っています。

 

実例2:これは最近の話で、職場でコップに水を注いだときにめっちゃ細かく泡立つときがあったんですよね。何かおかしいなと思ってコップの内側を触ってみたら、案の定ぬるぬるしている。うわぁ…気づいてよかった。。

 

洗い流さない理由ですが、イギリス人は「洗剤が乾くときに一緒に汚れも持って行ってくれる」と信じているという噂を聞いたことがあります。よくは知りませんが。そんなわけないだろうにと思います。

 

 でもイギリス人の平均寿命って日本人ほどではないにせよ、それなりに長いんですよね。2016年のデータで男性79.7歳、女性83.2歳ですから、そんなに悪くない。イギリスの医療の話はまたいつかするかもしれませんが、そんなに良くできていない医療システムや、洗剤を飲んでいる、そして主食がフィッシュアンドチップスという体にあまり良くないものであるにも関わらず、イギリス人の寿命はそれなりに長いんですよ。一体どうなっているのでしょう。ストレスが少ないのかな。この辺の相関関係の調査があれば是非とも知りたいです。

 

雑記でした。

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