イギリスは言い訳大国?
イギリス人と話していると遭遇するカルチャーの違いの一つに、「言い訳」があります。はっきり言って、彼らは言い訳大好きです(本人は言い訳してるつもりじゃないのですが、日本人にとっては言い訳にしか聞こえない)。
例えば向こうが小さなミスや勘違いをしたとき、彼らは「ミスが起こった背景」を必ずと言っていいほど説明してきます。何かの雑誌で読んだ話ですが、イギリス人の子供にバイオリンのレッスンをしていて、その子の音程か何かを指摘したら、なぜ自分の指が正しい場所にいかなかったのかを詳しく説明してきた...なんてことがあります。日本だと、言い訳ばっかりして!と怒られそうなものですが、イギリス人は言い訳をしているのではなく、あくまでも「説明」をしているという感覚で話しています。逆に説明なしに、Sorry.だけだと怒っているように見えるそうです。面白いですね。
私も最初は「なんでこんなに言い訳ばかりするのだろう。ただSorryと言って終わりにすればいいじゃないか」とぷりぷりしていましたが、しばらくしてからカルチャーの違いなのだと気づきました。イギリス人と働いている人、イギリス人と暮らしている人は、彼らの説明を「言い訳」ととらえず、ああイギリス人なんだなあと思ってふんふんと聞き流せば、ストレスにはならないと思います。
短めですが今日はこのへんで。