イギリスで節約しよう!お金・銀行・キャッシュバックの話|保存版
こんにちは。今日はお金の話をします。
イギリスの物価って高いの?とよく聞かれますが、外食は高いもののその他は全般に日本よりも安いと思います(ロンドンは別)。外食が高い理由は、消費税が20%もかかるからです(コロナ中の現在は期間限定で5%になっているみたいです。安い!でもコロナ感染者が増えてます...)。イギリスの外食って、ハズレも多いし、高いし、自分なにやってるんだろ…という気分になってきます。おいしい所ももちろんあるんですが。
外食はさておき、それ以外の物価は安いですし、とても暮らしやすい国です。特に光熱費が安いのがありがたし。関連したお話はこちらに書いてあります↓
さて今回は節約というテーマに絞ってお話していきます。
- 交通系:レイルカードでお得に移動
- イギリスはスーパーのポイントプログラムも充実
- 銀行:イギリス銀行の利率ってどのくらい?
- 銀行送金は今すぐやめてTransferwiseを使おう
- 学生向け:イギリスで学割を使わない手はない!
- キャッシュバックがすごい!
以下の情報は、2020年10月現在のものです。何かを使用・購入する際は必ず自分で最新情報を確認してください。
交通系:レイルカードでお得に移動
1. ロンドン編:オイスターカード
ロンドンといえばオイスターカードで、バスでも電車でもPASMOのように使えます。必ず持っていた方が良いでしょう。観光客でも買うくらいお得で便利で必要です。知っている方も多いので詳しくは割愛しますが、分かりやすい説明のページだけご紹介しておきます。
2. ロンドン以外編(長距離移動に!):レイルカード
ロンドン以外の長距離移動には、運賃が約30%オフになるレイルカードがおすすめです。
レイルカードの主な種類は、
①16~25歳用(おすすめ!)
②26~30歳用(使えない電車もあるので要確認。朝のラッシュ時は£12以上の運賃にのみ適用。私は買いました)
③シニア用(60歳以上)
④カップル、2人用(16歳以上誰でも)
⑤障碍者用
⑥家族&友達用(大人4人、子供4人まで)
があります!16~17歳用というのもあって、これは運賃半額らしいです。カードの有効期限は1年で、価格は1カードあたり£30(障碍者用は£20)。3年有効のものを買うと少しお得になります。
一年間有効なので、月1回遠出をするという人なら買っておいて損はないんじゃないかな、と思います。
このカード自体を安く買う方法もあります。
- Tesco Clubcardでポイント交換:£15ぶんのTesco Clubcard pointsでカード1枚無料に。すごい!
- Student Beans経由で購入:とはいえ£15ぶんのテスコポイントはすぐには貯まりません。学生の人は、Student Beansを経由して買うと10%オフになります(私の時は12%オフでした。ちょっと下がっています)。1年用なら£27で買えます。
イギリスはスーパーのポイントプログラムも充実
イギリスのスーパーのポイントプログラムもなかなか充実しています。
イギリスのスーパーといえばTesco(テスコ)かSainsbury's(セインズベリーズ)が有名ですが(Aldiなどドイツ系スーパーもありますが行かないのでここでは割愛。すみません)、Tescoではテスコポイント、Sainsbury'sではNectarポイントが貯まります。
TescoのポイントカードはTesco Clubcardと呼ばれ、£1毎に1ポイント貯まります。150ポイント貯まると£1.5のバウチャーになるというもの。還元率1%なので、まあ普通です。
このTescoのポイントカードは、Tescoでバウチャーとして使用すると還元率が低くてもったいないです。他のものに交換したほうが還元率がグッとよくなります。
私のおすすめは交通系です。私はレイルカードに替えました。友達はUberに替えてました(そして奢ってくれた)。
他にもホテルや飲食に使えたりするので、チェックしてみてくださいね。
Tesco - Supermarkets | Online Groceries, Clubcard & Recipes
Sainsbury'sのネクターカードは、ebayやArgosでもポイントが貯まるので持っておくとお得です。私も持っていますが、気づかない間に結構貯まります。
貯めたポイントの使い道は、テスコほど多くはないのですが、Sainsbury'sやebayでバウチャーとして使える他、イギリスのチェーンカフェCafe Neroや、映画館Vueでも使えます!Vueについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてください↓
※余談ですが、M&S(成城石井みたいな位置づけのスーパー)のポイントプログラムではポイントが貯まるものの寄付しかできません。お金持ちは自分に還元ばかりしないで寄付せよということで、なかなか粋じゃないですか?
銀行:イギリス銀行の利率ってどのくらい?
イギリスの銀行の利率って日本よりも高いのでしょうか、低いのでしょうか?
端的に言うと、金利は日本より良いです。日本の定期預金は、2020年現在ネット銀行でも良くて0.35%くらいです。イギリスですと、大手銀行で0.75%(NatWest)や0.5%(Santander)なので日本よりはいいですね(銀行口座にも様々あり、簡単に作れないものもあるので要確認)。低額の1年物だと3%とかいうところもあります。
銀行送金は今すぐやめてTransferwiseを使おう
学生さんや、イギリスに来たばかりの方は、日本からイギリスに送金したり、また一時帰国の際にイギリスから日本に送金したりすることがあるでしょう。
その際にどんなサービスを使っていますか?まさか銀行送金はしていませんよね?
銀行送金は送金だけで手数料が数千円とられ、さらに為替レートの換金手数料も取られるので非常に損です。そしてめっちゃ時間がかかります。銀行によっては海外送金サービスを廃止した所もあるくらいで、もう時代遅れと言えるでしょう。
私は海外送金にはイギリスのTransferWiseを使っています。ちなみに以下のリンクから送金していただくとこのブログの励みになります。
ネットでかんたんに海外送金 | TransferWiseで海外へ送金する
このTransferWiseは手数料が銀行の1割程度で、実際の為替レートを使用しており、着金も大変早いです。私は何十回もTransferWiseを使用していますが、早いと同日、遅くても翌日には着金します。使い勝手もよく、大変満足。
「どうしてそんなことが可能になったの?」と思われる方がいるかもしれませんので簡単に説明すると、今までの銀行を使用した海外送金は「あなたのお金」を国際送金していたので莫大な手数料がかかっていたのですが、TransferWiseはお金の国際移動をやめ、逆の通貨ペア(あなたがJPYをGBPにしたい場合、GBP→JPY)を欲しがっている人のマッチングをすることでお金を国内移動に収めたんですね。なので、国際移動したように見えるお金も実際は国内移動になっている、というわけです。大変画期的なビジネスモデルです。しかもイギリスの会社であるという点がなんだか嬉しい。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事が分かりやすいので参考にしてください。
学生向け:イギリスで学割を使わない手はない!
イギリスは学生に大変優しい国で、どこに行っても学割があるといってもいいくらい学割が多いです。
学生証を見せるだけで学割が使える施設も多いですが、学割サイトに登録しておくとオンラインショッピングで使えて便利です。おすすめは、UNiDAYSとStudent Beans。Promo Codeをゲットし、買い物の決済時にペーストすると割引が適用になります。
UNiDAYS↓
UNiDAYS - Fast, free, exclusive discounts for students
Microsoftからドミノピザまで、本当に様々な学割があります。
Student Beans↓
All student discounts, offers, deals & vouchers | Student Beans
買い物をしたいショップがUNiDAYSにないな~と思っても、Student Beansにはあったりするのでこちらも必見です。
大学のメールアドレスで登録できます。
キャッシュバックがすごい!
いわゆるポイントサイトなのですが、私がオススメなのがTopcashback。アメリカの会社ですが、イギリス版もあります。
ここのポイントサイトはイギリスにいたら必ず使うであろうサイトやお店が勢ぞろいしています。さらにTrainlineという電車の予約サイトにも使えてキャッシュバックができるのがいい所です。ぜひお試しください。
ただこのサイト、注意点があります。サイトに登録してそのままにしておくと、勝手にPlus Memberになっていて、1年につき£5かかります...(キャッシュバックを出金するときに引かれる仕組み)。Accountページの右下のMembership helpという所から変更できますので、必ずPlus Memberを外しておきましょう。私は3年くらい気づきませんでした...(´;ω;`)
以上、今日はなかなかケチケチした話になってしまったところもありますが、節約した分を飛行機代に回したりしたいですよね。この情報が参考になったら嬉しいです。